弊事務所では、決算の1~2ヶ月前に納税予想をしています。もちろん予想ですので、実際の納税額と前後しますが、概算の納税額を把握できるタイミングが、納期限の3週間前と3ヶ月前でしたら、どちらが良いかは一目瞭然です。ただ、中々、通常の会計事務所は対応しきれません。なぜだかお分かりでしょうか。それは、会計事務所の仕事は「期限までに申告書や決算書を作成すること」を仕事と捉えており、経営や資金繰りは二の次だからです。しかしながら、経営者としては、経営を続けていくために、申告や決算を税理士にお願いしています。
ここの食い違いが両者の間では昔からあります。
その食い違いの代表例が、試算表が中々出てこないことです。試算表の定義は先述した通りですが、この試算表が出てこなければ、当然ですが、納税予想もできません。
逆に言えば、年に一度、決算前後で資料を渡して決算業務をしてもらう場合は、会計事務所は試算表を作成することで手一杯のため、タイムリーな納税予想ができません。
黒字がしっかりと出ている会社は、法人税等が利益の30%は必ずかかり、さらに消費税もかかります。しかし、期中では頭では分かっていても目の前の資金繰りや先行投資などに納税資金を充ててしまい、いざ納税というときに資金繰りが苦しくなってしまうことがあります。こうならぬためにも、決算前に必ず納税予想を行い、納税資金を計画的に準備していきましょう。
















